カラコンを事故なく保存する方法
カラコンを保存するために必要な物
カラコンを保存するためには、カラコンに対応したコンタクトレンズ洗浄液、コンタクトレンズの収納ケースが必要になります。
収納ケースはコンタクトレンズ洗浄液に同梱されていることがほとんどですから、別途売り場で探したり、新しく購入する必要はありません。
洗浄液の中にはカラコン非対応の製品もあり、そういった品を選んでしまうと着色部分を溶かしてしまう恐れもありますから、必ずカラコン対応と明記された洗浄液を選びましょう。
カラコンの基本的な保存方法
カラコンを取り外し、洗浄液を使用してしっかりとケアしたら、洗浄液を浸したケースの中に沈めて蓋を閉じれば保存に向けた準備は完了です。
次回の使用時には必ずケースの中の洗浄液を捨て、水道水でケースを洗い、乾かしておくことも眼病を予防するためには極めて重要になります。
レンズ収納後のケースを保管する場所として最も望ましいのは、直接日が当たらずに温度の変化も激しくない、棚や洗面台の中といった暗所です。
ケースの中身の大部分が水分ですから、温度の変動には弱いため、ドライヤーなどの熱風にも直接曝されにくい場所を選ぶことをおすすめします。
長期間使用しないカラコンの保存方法
数日から一週間程度の保存期間であれば、上記の手順を守りさえすれば次回のカラコン装用時にもそのまま使用して問題ありません。
ただし保存する期間が一週間以上になる場合には、洗浄液の効果が薄れてしまう恐れや、水分が蒸発してしまう可能性があるため、洗浄液の交換を行いましょう。
この場合にはレンズをもう一度洗浄する必要は特にありませんが、ケースの中に溜まっている洗浄液は注ぎ足すのではなく、必ず一度は空にしてから洗浄液を満たし直して下さい。
また、ケースそのものを長期間使用し続けることも雑菌が増えるため好ましくありませんから、3ヶ月程度使用したら廃棄し、新品に交換するように心がけましょう。